あなたの苦しみを誰も知らない
著者 |
クラウディア・ブラック (著) 水澤都加佐 (著) 会津亘 (著) |
発売日 | 2021/3/8 |
ACを提唱したクラウディア・ブラック氏によるトラウマ治療と依存症治療のダブル解説本。二つそろってるのはこの本ぐらいかもしれない。症状、グラウディング、治療のプロセス、スピリチュアリティー、心理療法、許しとは何かまで事細かに書かれている。節々に現れる、クラウディア・ブラック氏の観察眼と患者の治療中の悩みへのコメントが的確すぎて刺さる刺さる。
著者 |
クラウディア・ブラック (著) 水澤都加佐 (著) 会津亘 (著) |
発売日 | 2021/3/8 |
ACを提唱したクラウディア・ブラック氏によるトラウマ治療と依存症治療のダブル解説本。二つそろってるのはこの本ぐらいかもしれない。症状、グラウディング、治療のプロセス、スピリチュアリティー、心理療法、許しとは何かまで事細かに書かれている。節々に現れる、クラウディア・ブラック氏の観察眼と患者の治療中の悩みへのコメントが的確すぎて刺さる刺さる。
著者 | 野坂 祐子 (著) |
発売日 | 2019/12/25 |
トラウマインフォームドケアについて書かれた本。日本人が書いてるのでとにかく文章がわかりやすい。
トラウマのセラピーではなく、支援職の方々に向けられた本。支援職者が「この問題行動はトラウマ由来かもしれない」という視点をもつことの重要性と、相手に巻き込まれてしまう支援者のトラウマ反応など。入門におすすめ。
著者 |
べッセル・ヴァン・デア・コーク (著), 柴田 裕之 (翻訳) |
発売日 | 2016/10/11 |
長年トラウマの治療の最前線にいるべッセル・ヴァン・デア・コーク氏の本。トラウマが否定されていた時期からPTSDの名称が付き、薬物治療、カウンセリングなどのトークセラピー、EMDRの登場、そして最新の治療法まで、著者の深い考察と経験とともに語られている。
大変興味深く面白かったが、ほぼ文章で600Pある。これを書けるパワーがすごい。読むことでトラウマ治療の歴史の流れがよくわかる貴重な一冊だった。
著者 |
アリエル・シュワルツ (著) 野坂祐子 (著) |
発売日 | 2022/4/5 |
複雑性PTSDについて大変わかりやすかった。治療の全体像や、症状の全体像、セルフケアまで掲載されている。とにかく当事者に向けて優しく書かれた文章であることもよい。
著者 | メロディ・ビーティ (著) |
発売日 | 2016/1/1 |
共依存に焦点を当てた12ステップ・プログラムの本。依存症ではなく、共依存や自己犠牲について描かれているので、家族やACはこちらの方が向いてるかもしれない。私自身も12ステップを進める上でかなり参考にさせていただいた。12ステップ・プログラムをすでに行なってる人向け。
著者 | 松本 俊彦 (編集) |
発売日 | 2019/7/15 |
依存症・トラウマ・いじめ・性被害・LGBTQなど幅広い問題を、医療や支援団体などの視点から執筆されたものをまとめた対人援助職向けの本。クライアントからわずかに感じられるSOSをどう読み解いて行動していくのか実践と共に描かれている。読んでて頭が下がる。
著者 |
クラウディア ブラック (著) 鈴木 美保子 (翻訳) 水沢 都加佐 (翻訳) |
発売日 | 1998/7/20 |
ACを提唱したクラウディア・ブラック氏による依存症とACの問題二つについて書かれた本。依存症とAC、どちらからやるべきなのか、両方必要な時はどんな時なのか?回復とは何か?など、両者もしっかり詳しく描かれてるのはクラウディア・ブラック氏ならではの本。
著者 |
田中 紀子 (著) ワタナベチヒロ (イラスト) |
発売日 | 2015/7/22 |
ギャンブル依存症のご家族の方の本。挿絵の可愛いイラストとは裏腹に、波乱に満ちた人生から回復までしっかり描かれている。著者の田中紀子さんが啓発活動をしてるからか、ギャンブル依存症への海外の対策も詳しく載っていて、いかに日本がギャンブルへの対応を行なっていないのかもかなり参考になる。
著者 |
クラウディア ブラック (著) 斎藤 学 (翻訳) |
発売日 | 2004/7/10 |
親子関係の問題を説いた本。ACの叫びを一言で表してるタイトルの時点でもうやばい。親のようにならない、と言いながらなぜ私たちは親と同じ行動を取ってしまうのか?親から何を受け継いで、何が世代連鎖しているのか?ACの問題とその解決策を丁寧に書かれている。
著者 |
スーザン・フォワード (著) 玉置悟 (翻訳) |
発売日 | 2021/3/22 |
「毒親」の言葉の元になったであろう本。その名の通りどのような親に育てられるとどのような子どもに育つのか、解決の方法、親を許すのか?、悪意のない親の場合はどう考えるのか?など毒親育ちの悩みが明細に描かれている。文章が全体的にパワーがある。アメリカの虐待の例だからか、日本人が見ると症例が少しハードに感じるかもしれない。