酔うと化け物になる父がつらい

酔うと化け物になる父がつらい

著者 菊池真理子
発売日 2017/9/15

タイトルの通り父親がアルコール依存症だったエッセイ。父の飲酒、母の宗教と自殺とかなりハード。父親が一時的にお酒をやめたのにまた再飲酒してしまう、他の人にいい顔をするなど依存症者の特徴が刻一刻と描かれてる一方で、著者である娘(菊池真理子先生)の幼少期から成人後の影響もしっかり描かれており身につまされる。

→「酔うと化け物になる父がつらい」を購入する

共依存 苦しいけれど、離れられない

著者 信田さよ子
発売日 2012/5/8

著名な信田さよ子先生の本。共依存の実態とはどんなものなのか、依存症とその家族のカウンセリングの例から独特な文章と視点でつづられた本。

→「共依存 苦しいけれど、離れられない」を購入する

親の依存症によって傷ついている子どもたち

著者 ジェリー・モー
発売日 2017/3/28


タイトルの通り依存症の親を持った子どもたちへのアプローチを考えた本。問題は人格ではなく病気。親にも子どもにも適切なプログラムを受けることで家族の形が変わり、虐待の世代連鎖を食い止めてるプログラムの例がいくつも載ってる。これ実際にやってるんだからすごい。読んでると泣いちゃう。
→「親の依存症によって傷ついている子どもたち」を購入する

「自分のために生きていける」ということ

著者 斎藤 学
発売日 2010/10/8


アルコール依存症の概念を日本に持ち込んだ斎藤学先生の本。依存症・ACに向けた本だが、パワーゲーム、男女の生きづらさ、ワーカーホリック、退屈、寂しさ、と幅広い生きづらさの話がとても読みやすい文章で書かれている。何を見て何を食べたらこんな洞察ができるのか知りたい。初版1997年なのに、今読んでも揺らがない物語。7周ぐらい読んだ。
→「「自分のために生きていける」ということ」を購入する

子どもを生きればおとなになれる―「インナーアダルト」の育て方

著者 クラウディア・ブラック
発売日 2003/7/30


AC提唱者のクラウディア・ブラック氏の本。特に訳が読みやすい。ACの問題から回復までしっかり知れる本。回復に向けてACが勘違いしがちなこともしっかり示唆されてる。ACの中でも依存症を併発してる人向けの本。
→「子どもを生きればおとなになれる―「インナーアダルト」の育て方」を購入する

アダルト・チャイルドが人生を変えていく本

著者 アスク・ヒューマン・ケア研修相談室
発売日 1997/10/15


アダルト・チャイルドが自分と向き合う本の続編。ACがつまづく対人関係の問題にヒントを与えてくれる。よく見たら30年近く前に出版されてるのだが、全く色褪せないほどの本質的な部分が書かれている。ACと言わずに学校の義務教育にすれば全員幸せになれるだろう。
→「アダルト・チャイルドが人生を変えていく本」を購入する

アダルト・チャイルドが自分と向きあう本

著者 アスク・ヒューマン・ケア研修相談室
発売日 1997/3/1


ACの生きづらさの解説からワークまで、専門書よりもかなりシンプルな文章でまとめられ、非常にコンパクトにまとめられた良本。病んでると長い文章が読めないことが配慮されてると思う(多分)短い文章で心をえぐってくる。その技は俺に効く。
→「アダルト・チャイルドが自分と向き合う本」を購入する

GENRE

Copyrighted Image