後編は、複雑性PTSD、もとい子どものトラウマの勉強回です。(Twitterでは本日の夜に公開します)
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本当はまとまった話だったのですが、思ったより漫画的に描くことが多かったので前編と後編に分かれてます。
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おいおい、性被害の話ちゃうかったんか…と思われたみなさん、
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私も診察当初、何を言われてるのか意味不明でした。今ここで、なんでいきなり親子の話が出てくるんだよと。(最後になぜこの話になったのかは説明されています。)
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このお医者さんのトラウマ知識がなければ、この漫画も描けなかったのだからありがたいことです。ある意味この漫画の本当の創造主かもしれない。
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今回描いた自律神経の話は、知った当初、私がめちゃくちゃ救われました。「あ、自分のせいじゃなかったんだ…」と。なので、みなさんにもおすそわけ。
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一方で、「自律神経の話なんかトンデモじゃないの…」と批判してる医療者の方をお見かけしたので、おそらく健康な人には「こいつは何か怪しい何かにハマったんじゃないか」と思われるかもしれません。なぜならこの話に共感できる部分がないから。
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実際、現実で自律神経の話をしたら「三森さん、怪しいからそろそろやめましょう」「色々と大丈夫ですか?」と編集の人に言われたことがあります。ストレートで笑った。
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しかし幼少期からトラウマ、もといこの自律神経に振り回され続けてきた私にとっては「最初から最後まで自分のことが書いてある」と目から鱗でした。
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今まで本を読んでも、行動や気持ちの「わかる」はたくさん出会ってきましたが、身体症状としての「わかる」はこれが初めて。
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この漫画の一話からずっと言ってますが、語ることだけでは消えない記憶の問題がある。そして世間一般のセルフケアを、一般人以上に積み重ねても、どうしても突破できない壁がある。考え方を変えても身体が変わらない時がある。
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しかし、IQ検査をしても発達障害ではないし、健康診断は軽肥満以外はオールA。なのに訳のわからん体調不良と情緒不安定に苛まれてきた30年間…。
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同じ依存症者やACでも、謎の体調不良に悩む人と悩まない人がいる。ある意味それが「考え方が変わらないからダメなんじゃないか」「いっそ悟らないとダメなのか?」と自分を追い詰める要因にもなってしまっていた気がします。身体の方とは思いもしませんでした。
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今回の後半の話は、やっぱり「幼少期」の影響はかなり強いんだなあ、毒親って言葉もできちゃうわな…。という話でもあります。
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もちろんトラウマ治療が広まって、今悩んでる人の改善を第一にしたいところです。
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でも自律神経の形成の話が広まれば、育児の方法も変わり、幼少期のトラウマ予防ができるようになるのでは…!?と夢見てます。
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しかしまあ、今回漫画を描くにあたり、書籍はもちろんのことWEBサイトで色々調べてみたのですが、あまりいい情報を書いてくれるサイトを見つけられなかったので、先は長いなと思うばかりです(涙)
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あと1万円で50%!コツコツご支援いただきまして誠にありがとうございます!
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あとは引きこもって漫画を描いてたら太ったぐらいしか書くことがありません!ほんと家から出ないとネタってなくなるんだなあ。
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沖縄の大学を卒業後、飲食業と並行してイラストやデザインの仕事を請け負う。
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カフェイン依存症のエッセイ漫画がTwitter・Yahoo!ニュースで話題になったのをきっかけに、厚生労働省の依存症啓発漫画『だらしない夫じゃなくて依存症でした』を構成・作画担当。
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この作品が自身の虐待・依存症の問題に向き合うことに。
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以後、絵の仕事と並行して、依存症の講演会などでも活動中。
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