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『母のお酒をやめさせたい』書籍版、販売してます!
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「母のお酒をやめさせたい」は、厚生労働省 依存症対策推進室の2020年度の啓発事業の一つとして制作しました。
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依存症の症状を盛り込みつつ、治療先・家族の対応の仕方・回復まで詰め込んだ、涙なしに読めないエモーショナルな学習漫画です。
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・今回は1色刷りのうち、32Pはカラー。電子はオールカラー。
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・2022年12月22日発売です!発売日と同時に電子版も出る予定です。
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・20pの追加話、7pあとがき、その他大量の加筆修正+おまけを追加しつつの、
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最近見たら、知らん間にKindle Unlimited入りしてました。電子版はオールカラーなのでこの機会にぜひ!
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7月半ばから始めましたクラウドファンディング、なんと40%達成しました!!みなさん、本当に本当にありがとうございます(涙)
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正直100万集めるのも微妙かなあ・・と思いながらのクラファンでしたので、ここまで集まるとは思っていませんでした。
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まあ最初の一週間と最後の一週間は勢いが良いという話があるから、初回に比べて勢いは落ちましたけれども。ともかく、本当に本当に、ありがとうございます。社会の偏見からまだまだ入り混じる中、応援していただけるだけでもとても嬉しいものですね!
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さてさて、新作の漫画がアップされました。トラウマ治療ネーム・第二話です。
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性被害の告白から犯罪、時効まで、当時性被害者ワンストップセンターで説明されたことを描いています。我ながら普通に教養漫画としてありのような気がする。
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Twitterにあげましたところ、二次加害はクソだぞという話を作中でしてるのにも関わらず、「お前に問題がある」の二次加害コメントが炸裂しててちょっと笑ってしまいました。昔なら発狂ものでしたが、現在「大丈夫か?国語は履修したのか?」という感想しか出なくなったあたり、トラウマ療法がうまくいったんだなと思います。
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しかしリアクションの実情を見ると、やはり性被害に対する二次加害は今もなお深刻ですね。だからこそ公開して良かったなと思います。酒を飲んでる人から殴られたら犯罪被害だと認識しやすいのに、性被害になった途端「防衛しない被害者が悪い」という話になるのが、今も昔も全く意味がわかりません。
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すでに性被害に関しては啓発されてる方がいて、今よりも偏見オンパレード(下手したら依存症の偏見よりもきつかったんじゃないだろうか)の中で啓発したんだろうなあと思うと、偉大な気持ちになりますね…。
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性被害とトラウマは結びつきやすく、実はPTSDの発症率も、数ある要因のうち性被害が圧倒的に高いのだそうです。
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PTSDは被害に遭った時、「周りに共感してくれる、ここは安全だ、助けを求められる、そんな人や資源があったかどうか」で、発症率は変わるんだそうな(※本で読んだ雑学だと思って聞き流してください)
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大きな自然災害は経験者が多い割に発症率が低いのは、みんなでその苦しみを共有できるから説もあるのだそう。やっぱり人との繋がりとはとても大切なのだな。
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しかし、親子関係や社会にとって偏見の強い性被害は、そもそも人に相談することができない、共感してもらえることが少ないので、トラウマ化しやすいのだそう。
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実は私、宗教3世であり宗教を強要されてきた身でもあり、親族一同宗教してるので、もはや帰る場所もないわけなのですが、宗教自体はそこまでトラウマ化していなかったりします。それは同じ宗教二世の方と話してて気づきました。
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神様という言葉を聞くだけでも嫌だと、神社に行くだけでしんどいとかは特になく…。オカルティックパワーが少なかったからというのもあるのでしょうが、私の場合、同世代の愚痴れる相手(宗教三世の親戚)がいた。ここが大きかったのかもしれないなと感じるこの頃です。
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そんなわけで、トラウマに結びつきやすい性被害の話を、トラウマ治療の漫画に載せるのはアリ寄りのアリだよな〜と。
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また、トラウマ療法を進めるうちに判明しますが、機能不全育ち・複雑性PTSD持ちで、犯罪被害に逢いやすくもなってしまった側面もあります。(※リスクが高くなっただけで原因ではない)
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そんな伏線も込めて制作したものの、すでに当事者から「情報量多すぎ」と言われてる現状です。一話はPTSD、二話は性被害って。次回からトラウマの説明に入り、その次回には本編トラウマ治療に入るのですが、入り口がハードコアすぎるだろと。
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書籍時にはオールカラーにして、だら夫や母やめと同じように、色の明るさで暗さを誤魔化した作品にして載せるか、性被害の話はまた別の書籍にしてまとめて今回はお蔵入りするか、悩ましいところですね。
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そんなわけで削除しちゃうかもしれませんが、当分の間は残るので今のうちにぜひご覧くださいませ。
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