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『母のお酒をやめさせたい』書籍版、販売してます!
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「母のお酒をやめさせたい」は、厚生労働省 依存症対策推進室の2020年度の啓発事業の一つとして制作しました。
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依存症の症状を盛り込みつつ、治療先・家族の対応の仕方・回復まで詰め込んだ、涙なしに読めないエモーショナルな学習漫画です。
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前作「だらしない夫じゃなくて依存症でした」は、大人・一般向けでしたが、今回は子どもが主人公。
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親が依存症の子どもたちと、依存症にかかる子どもの、オムニバス形式の作品です。
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あなたの心の中にいる「傷ついた子ども」を知るヒントにもなるはず☆
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・今回は1色刷りのうち、32Pはカラー。電子はオールカラー。
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・2022年12月22日発売です!発売日と同時に電子版も出る予定です。
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・20pの追加話、7pあとがき、その他大量の加筆修正+おまけを追加しつつの、
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アルコール・薬物・ギャンブルに加えて、みんな気になるゲーム障害も収録。
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ゲーム依存気味の子どもへの声かけの仕方は、お子さんがいらっしゃる家庭は必読です。
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ぜひ家庭に一冊、困った時の手引き書としてお使いください。
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こんにちは。前回の告知通りついにクラウドファンディングを開始します。↓
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早期限定リターンもあるので、ぜひぜひよろしくお願いします!!!
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これが心理士監修後。(まるでアハ体験のような間違い探し) 病み知識オタク一人ではやはり限界があるなあと思った今日この頃です。餅は餅屋。監修の佐久間先生、お付き合いいただきましてありがとうございます…。
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私、クラファンって数年前友人のクラファンに1回応援したぐらいで、ほぼ触れることのない世界だったんですよね。まあ課金する金があるならセラピーに行く必要がある人間だったからなのですが。
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よって今回始めるにあたり、調査から目が回る羽目になりました。
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「昔に応援した「CAMPFIRE」以外にもクラファンサイトって大量にあるんだあ〜!」と眺めるところからです。そこからです。こういうとき、視野が狭いと困りますね…。
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チェックしてたのは登録者数がおそらく最も多い(けど成功率は確か30〜40%ぐらい)のCAMPFIREと、社会問題と向き合う「Good Morning」またまた社会貢献のための「READYFOR」などなど。社会貢献したいけど金がない。(だって支援必要な人ってお金持ってないケースが多いから)はあるあるなので、こういったクラファンサイトがあるのはありがたいことです。
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それぞれのサイトによって取られる手数料、選べる方式(成功したらお金を全額もらえるか、成功しなくても集まった資金はもらえるか)振り込まれる時期・・・いろんなシステムが違うよう。もうこれを調べるだけでしんどい。クラファンコンサルとか雇いたい。
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また、口コミを調べたら「持ち逃げされてるのに運営が対応しない」などと、運営者側の問題で悪評を買ってるサイトもあったりして、会社の信頼度も左右されるなという感じ。ここら辺は仕事の取引先と一緒ですね。
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で、悩みに悩んだ末「MotionGallery」で掲載することにしました。理由はWEBサイトが一目見てオシャレだったからです。芸術系に特化してるだけあって、ビジュアルの見せ方が良い。
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そして、成功しなくても集まった資金をもらえる方式を無条件で採用できるところが、まさに芸術系向けでありがたい、よくわかってらっしゃる(血涙)と。まあ成功しなかったら手数料20%に跳ね上がるんですけどね。(※無条件といってもプロジェクト実行・リターン義務は発生します)
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漫画自体は社会問題に提言してるといえど、私自身は心理援助職者ではないし、社会問題を解決したいとはめちゃくちゃ思ってるけれど、直接的に解決するのとはちょっと違うような…(なんやかんやで自費出版で印税が入るわけで)しかし芸術というほどアーティスティックでもない。
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MotionGalleryさんは、まずは担当者にプロジェクトの内容を説明し、そこの審査が通って初めてページを制作できるというシステムでした。詐欺のようなクラファンが乱立しなくていいシステム。
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こんな中途半端な存在でも受け入れてくれるのかドキドキでしたが、企画をご快諾していただきまして、担当者の方にも丁寧にご対応していただきました。感謝の限りです。
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しかしプロジェクトの企画自体は通っても、どんなふうに見せるのか、何を伝えるのか、成功してるプロジェクトとしなかったプロジェクトの違いはなんなのか、夜な夜な調べては分析してページに反映させる作業がまた大変。正直漫画だけ描いておきたいのに、それ以外のことを考えなきゃならないのが個人事業主の辛いところ。切実に会社を作るか鬼になりたいと願いました。
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実際、成功した華やかな部分だけ切り取られやすいクラファンですが、うまくいかなかったプロジェクトも実に多い。
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なんやかんや成功してるプロジェクトは、①入念に準備をしまくって、見せ方・画像・動画・信頼度をフルで駆使して、ページから伝わる熱量が高い(ページもめっちゃ長い)のページゴリ押しタイプか、②話題性(ニュースになったとかTwitterでバズったとか)や、ツテがあること(必要金額を払える大勢のファンなど)や、みんなが欲しいもの、共感できるプロジェクトであるの元々持ってる素材が光ってるタイプかの、どちらかのように思いました。爆発的に成功してるプロジェクトは多分両方あるんでしょうね。
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ああ、詐欺じゃない限りこれは楽して儲けられるという世界ではないんだなあと・・・。
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私は後者ではない以上、前者で頑張るしかない。その考えが「漫画を作るクラファンなら、漫画を見せた方が早いよね」になり、だんだんと「いっそ説明も全部漫画ならわかりやすいんじゃね?」とクラファンの広告漫画60P制作するというトチ狂った作業を実行してしまいました。やはり人間は一人だと頭がおかしくなる。
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結局「長すぎて逆にわかりづらい」とコメントいただいて、半分ほど削る羽目に…。
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リターンの内容も、本当は書籍の計画を立てていたのですが、ウクライナの情勢によって紙代が値上がりしてるそうで、本は以前の1.5倍の値段にしないと持たないそうです。でも単純計算して200P〜250Pの本(だら夫ぐらい)は、絶対安く提供できないよな〜…と。
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「だったら電子書籍で自費出版の方がいいよ」と編集の方にアドバイスされ、プロジェクト制作中に電子書籍出版に変更したり・・。
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クラファンの漫画には心理士監修はいいかな、なんて思いましたが「精神医学の話を素人が話すと詐欺っぽくなるし怪しいから監修してもらいなさい」とアドバイスいただきまして、(倫理的にそりゃそうだ)漫画完成してから心理士監修をつけたり・・・。
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そんな感じで、すでに始まる前から力尽きてるような状況ですが、いろんなことが勉強になりました。
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近年クラファンは詐欺などで問題になってるようですが、私の好きな映画「この世界の片隅に」もクラファンによって制作されたり、社会に絶対的に必要なのにお金が稼げる分野ではない社会支援の資金源になったりと、いい側面も多いもの。
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芸術系の皆さん、社会支援活動を始めたいみなさんも、ぜひ一回チャレンジしてみてはいかがでしょうか!綺麗にまとめつつ私はこれからが本番ですし成功も何もしてないんですけどね!!
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ではではみなさん応援していただけますと嬉しいです。
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